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餅つき

日々のこと

今日は広瀬家の餅つきでした。

昨日から準備万端の杵と臼。

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旦那さんのひいおばあちゃんから受け継がれてきた「おくどさん」。(かまどのこと)

今も義母が日々使っている現役のかまどです。

黒光りした様に代々受け継がれる家の伝統をひしっと感じます。

餅米を蒸し上げる頼もしいおくどさん

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蒸し上げる合間に義母は枯露柿で柚子巻きを作り置き。

今年はチーズも巻いて、さらに美味しそう♪

 

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一度に2升3合の餅米を一気につきあげます。

熱いうちにつかないとなめらかなお餅にならないので、出際よく!

(私はつたない「手返し」の役。写真を撮ってる場合ではない(笑))

 

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まず最初の「一臼目」は私達がいただくのし餅に。

一臼目は「臼払い」といって、神様に供えるのはニ臼目から。

そんな意味を教わることも興味深く、嬉しい。

 

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広げたのし餅はのし棒に巻きつけて台から紙の上に移動。

親子の共同作業。

 

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のし餅。

冷えて固まったら、義父が定規を当ててきっちりと切り分けてくれます。

 

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鏡餅

こちらでは「おすわり」と呼んでいます。

「屋敷神さま」や「お荒神さん」「トイレの神様」(笑)など家中の 神様に供えるために、たくさんつくります。

 

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おすわりをつくった残りであんころ餅を。

義母が丸めてちぎり、私が餡子や胡麻をつけていきます。

餡子の小豆は今年採れたもの。

餡子は枯露柿のみで甘味をつけ、砂糖を使いません。

とても優しい甘味になりました。

 

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丸めてちぎる担当の義母。

餡子をつけている旦那さん。

つまみぐい担当の私(笑)

あのつきたてのお餅のほわっ♡とした食感はお餅つきをした人だけの特権♪

こうして「つけこ」をまぶしながらのつまみぐいほど美味しいお餅はありません!

あまりの美味しさについつい食べすぎてしまいました〜。

 

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門飾りの担当は義父。

「人形じんべいさん」も毎年義父が丁寧につくり、供えます。

奥にはのんびり日向ぼっこの猫ちゃん。

「猫の手も借りたいねぇ」と義父と笑いました。

 

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義父の覚書の帳面。

お正月の準備は一年に一度のことなので、どうしても覚えるのがゆっくり(笑)

こんな覚書が親から子へ受け継がれていくのだと、なんだか感慨深いものがあります。

 

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出来上がったおすわり。

庭の柚子を乗せてみました。

可愛い♪

 

広瀬家の餅つきに加えてもらって3回目の今年。

「あぁ、今年も無事にみんなで餅つきすることができたなぁ」としみじみと有り難い気持ちが湧き上がりました。

今年も無事に、健康で一年を過ごせたことに感謝。

どうか来年も同じようにみんなで餅つきができますように。

 

山梨へ来て、暮らしの年中行事としての餅つきに参加させてもらうようになり、餅つきって「イベント」ではなく、歳神さまを迎えるための「準備」なのだと実感しました。

毎年毎年、同じようにしておすわりを供え、お飾りを供え、神様とご先祖さまに今年の無事を感謝する。

そんな暮らしの中の年中行事を今も大切に続けられることが本当に素晴らしいことだと感じました。

 

婚家の伝統を受け継いでいくことの重さや責任。

親世代の暮らしの知恵を受け継ぐこと。

何より豊かな暮らしの手仕事を楽しむ気持ち。

様々に思い巡らせながらも、お腹も満たされて幸せすぎる一日でした。

 

(hana)